ギークの袋とじ

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超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!を6話まで観た感想

異世界転生もので、最初から超人的な能力を持った高校生が、文化レベルが現代地球より低い異世界に転生したら、というストーリーでした。

まあ手を変え品を変え、でも結局異世界へは転生ということで、もう設定だけでは観てみないと面白いかわかりませんよねw

今回転生したのは、高校生なのに各分野で世界一の能力を持つ7人。

「世界最高の政治家」御子神司くんは、政治の天才で高校生なのになぜか日本の内閣総理大臣

「世界最高の実業家」真田勝人くんは、世界のお金の3割に彼が関わっているという財界の魔王。

「世界最高のマジシャン」プリンス暁くんは、種も仕掛けも本当にあるの?って感じの天才マジシャン…というかもはや魔法使い。

「世界最高の剣豪」一条葵ちゃんは世界一の侍なんだけど、刀で銃弾弾き飛ばすわ、普通に人を斬り殺すやばい女子高生。

「世界最高の発明家」大星林檎ちゃんは、Dr.STONEの石神千空が涙目の天才で、生体金属や液体金属、放射能汚染の完全除去など、現実世界の技術を二歩三歩進めたらしい…。

「世界最高の医者」神崎桂音ちゃん、麻酔無しで痛みを感じさせず手術したり死んだ人間でも生き返らせるらしい。

「世界最高のジャーナリスト」猿飛忍ちゃんは忍者の末裔でどこにでも忍び込み情報をとってくることができるんですが、風呂敷で空を飛んだり手裏剣投げたり、どっちかというと暗殺者。

という感じで、ラノベが原作なので別に構わないんですが、とにかくとんでもない設定なんですよねw

高校生で総理大臣になれたのも謎だし、そもそもオッドアイにする必要があったのか。

あとマジシャンはもはやただの魔法で、種や仕掛けがどうなってるのかを観せないので、ご都合主義が必要な場面では必ずマジックが使われます。

剣豪の女の子は戦闘で無敵だし、なにより平気で人を斬り殺しまくるし、発明家は一瞬で材料うんぬん関係なく、必要なものを作ってしまいます。

異世界にいきなりトラック1台が現れて、発明家の女の子が作った、で済ませるのは呆れを通り越してって感じですねw

医者の女の子は感染対策を何もせずに外で手術しだすし、ジャーナリストは忍者なので風呂敷で空を飛んだりするし、敵に見つかっても普通に強いしねw

諜報部員ということで、処女じゃない設定とかあるらしいんですが、変なところでリアル設定を出す原作者だなぁと呆れました。

6話まで観ましたが、この先、このアニメ作品に対する評価は私の中では変わらないと思います。

現代からそれぞれの分野に秀でた高校生が異世界で活躍するという設定は、本来なら面白かったと思うんですよね。

でもあまりに常識から外れて強すぎる能力だし、高校生たちは転生の恩恵でこの能力を持ったんじゃないんでしょ?

チート能力を転生する前の現代社会から持っているなら、それもう転生させる必要ないんじゃね?って思いました。

現代社会でこの異能力者たちを描いたほうが面白いでしょうw

どうやって高校生が日本の総理大臣になったのかとか、剣豪女子高生が紛争地帯で最新兵器と対決するとか、実業家くんが世界の財閥と戦うストーリーの方が観たいし面白いと思うなぁ。

異世界である必要なし。