ギークの袋とじ

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俺ガイル14巻の感想@ついに三角関係に決着!ラノベ史上最高の恋愛青春物語でしょ!

俺ガイルこと『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』が、ついに今回発売された14巻で完結しました!

ライトノベルは最近はまったく読んでいないんですけど、1巻の発売から約9年間かかって完結したこの作品だけは、続けて読んでいました。

それほど、比企谷八幡雪ノ下雪乃、そして由比ヶ浜結衣の三角関係にどう決着がつくのか知りたかったんですね。

恋愛もののラノベはそれほど読んでいないんですが、昔に流行った『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の結末が気持ち悪すぎて、ラノベの恋愛ものの結末なんてこんなものかな…で自分の中で評価がガクッと下がってしまいました。

まぁ、実の妹との恋愛なんて成立させたらそりゃ気持ち悪くなるんですけどねw

これは作者が何も考えずにストーリーを始めてしまったからなのかなと思います。

俺ガイルの場合は、著者の渡航先生は絶対にこの三角関係にきっちり答えを出してくれるだろう、と作者を信頼していたので、本当に最終巻が楽しみでした。

八幡が最終的にどちらを選ぶのか…やっぱり雪ノ下雪乃を選ぶんだろうなって思いましたが、とにかく3人ともいい子で幸せになってほしい。

だから由比ヶ浜結衣が八幡に「待たなくていい」と言われた時は、涙が出そうになりましたよ…。

その後、我慢していたけど家でついに崩壊して号泣してしまうシーンはたまりませんでしたね。

そして八幡の不器用で回りくどい、好きだと正直に言わない告白シーン。

なるほど、これは確かに比企谷八幡雪ノ下雪乃の告白シーンだな、って納得できて読んでいてニヤニヤしてしまいました。

以外にも雪ノ下雪乃が好きだと言葉に出したのは驚きましたけど、雪乃にとってはどれほどの勇気が必要だったんだろうって考えると、なんか感動してしまいました。

最終的に、由比ヶ浜結衣が一旦フラれた形になりましたが、実は八幡を狙っているっぽい可愛い後輩ちゃんと、高校に進学した妹ちゃんの策略?で、まだ三角関係は続きそうですね。

この作品は基本的に三角関係でヒロインは2人。でも他にも恋愛ゲームなら攻略候補になる女の子がたくさん登場しました。

一色いろはを筆頭に、川崎さんやめぐる先輩、平塚先生などなど…。

特に平塚先生は、先生としてすごく八幡にとって大きな存在でしたが、最後にダンスを踊ったシーンが印象的で、もしかすると八幡を生徒以上に思っていたのでしょうか。

そこはすごく気になるし謎ですね。

俺ガイルは、自分が高校生活で青春しているような、本当に恋愛をしているような感情移入をさせてくれるラノベでした。

文章もすごく面白くて、旬のネタをふんだんに取り入れて定期的に笑わせてくれるし、すべてのキャラクターが本当に魅力的だし。

本来なら適当でいいようなモブキャラでさえしっかり作り込んでいて、渡航先生の力量はすごいものがあると思います。

あとがきによれば、まだ俺ガイルで短編を出してくれるみたいだし、何より来年春にアニメで最後までストーリーを進めるみたいだし、これからも俺ガイルが楽しみです!