ギークの袋とじ

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ガンプラ144分の1スケール量産型ザクについて@40代の思い出を語る

40代の私が小学生の頃を思い出すと、やっぱりガンプラははずせません。

近所の駄菓子屋にいくと144分の1スケールのガンプラが売っていて、たしか300円だったと思うのですが、お小遣いで少しずつコレクションしていました。

私は作ったら箱にいれてコレクションする派ですが、本格的な子はライターで溶かしてビームサーベルで切られた演出をしてみたり、ジオラマを作っている子もいました。

そんな子はしっかりカラーを塗っていたんですけど、あれ指定された塗装を購入するのかなり金額が要求されるんですよね…。

自分も綺麗に塗りたいけど、そんなお金はないし…ってことでお金持ちの子がすごく羨ましかったのを覚えています。

そんな中で、これは私の地元だけだったのかもしれませんが、伝説のプラモ、持っていたらヒーローになれたのが、量産型ザクです。

量産型ザクがなんで!?シャアザクやグフじゃないの!?

って思われるかもしれませんが、当時、小学生の私が住んでいた地域でガンプラを売っている数店舗では、量産型ザクがまったく売っていなかったんです。

シャアザクはたっぷりあるし、旧型ザクもありました。そして1つ大きいサイズの量産型ザクもありました。

なぜか144分の1スケールの量産型ザクだけが幻のプラモデルになってたんです。

当時近所のちょっと怖いお兄ちゃんが、ガンプラがどこで売ってるか詳しいと子供の間で噂になり、あの人がどうやら量産型ザクのある店を知っていると友達がいいました。

それで友達と勇気を振り絞って、面識もないお兄ちゃんの家まで訪ね、チャイムをならし、なんと売っている場所を聞くという大胆なことをしたことを覚えていますw

逆の立場なら小さい小学生がそんなこと聞きに来るって微笑ましいですけど、小学生がかなりの勇気がいったと思います。

でもそれほど144分の1スケールの量産型ザクがほしかったんでしょうね。

結局、そのお兄ちゃんも知らなくて、でも店員さんに聞けば取り置きしてくれるかもしれないってことを教えてくれました。

店員に聞けって当たり前なんですけど、当時の私や友人はそんなこと考えもしなかったんでしょうね。

でも駄菓子屋のおばちゃんに聞いても量産型ザクがどんなものなのかも知らなくて、仕入れは適当にやってるらしく頼りにならない。

それで自転車で冒険をして、当時は不良が多くて怖いといわれた商店街の模型屋に行き、そこで店員に頼みました。

その結果、どんな会話の内容だったのか、どうお願いしたのかは覚えていませんが、無事量産型ザクを購入できたことは覚えています。

30年以上前の思い出話でした。